キャンプ場ワーケーションにUniFiアクセスポイント/Sikluを採用
屋外Wi-Fiでキャンプ場をオフィスに 成田ゆめ牧場が狙う企業ニーズの開拓
千葉県成田市 成田ゆめ牧場様にUbiquiti UniFi、Siklu MultiHaulを導入
弊社が日本国内正規代理店を務めるユビキティ ユニファイのワイヤレスソリューション、また同じく弊社が正規代理店を務めるSikluのミリ波VバンドMultiHaul(マルチホール）の組み合わせで成田ゆめ牧場キャンプ場様へ導入されました。
成田ゆめ牧場では、コロナ禍でテレワークやワーケーションへの関心が一気に高まったことを受け、屋外のキャンプ場をオフィスとして活用しようとする取り組み「Officeまきば」を2020年6月に開始した。
「週末の利用は3月から12月までほぼ満杯で、多い時には1000人程度のお客様に来ていただいている。現在のスタイルでは週末のテコ入れは頭打ちの状況で、伸ばすなら平日しかない。この残されたフロンティアを開拓するため、今回の企画を考えた」
労働と休暇を組み合わせた造語でもあるワーケーションがいま脚光を浴びています。コロナ禍の状況でレジャー施設や観光地でリモートワークを活用して働きながら休暇をとるスタイルが普及しはじめています。その中でも千葉日報の新聞記事にも掲載されていた成田ゆめ牧場キャンプ場の自然の中で仕事をするワーケーションのインフラとしてユビキティUniFiシリーズの無線LANシステムが採用されました。今回採用されたアクセスポイントは屋外利用も可能なUniFiアクセスポイントUAP-AC-PROです。
今回、導入されたのは以下のソリューションです。
ユビキティの無線LANのバックボーンネットワークはSikluのVバンド中継システム"MultiHaul - マルチホール -"で1Gbpsの高速網を構築。この中継網にはキャンプ場内スピーカーシステムとWi-Fiネットワークが乗り入れ、広いエリアへ音声告知とWi-Fiが提供されています。また、悪天候時の場内避難周知の利便性向上と顧客のサービス向上に活用されています。
炊事場テントエリアにもアクセスポイントが設置されています。急な雨や夏場の強い日差しを避けながらWi-Fiを活用できます。屋外対応しているユビキティUniFIアクセスポイント UAP-AC-PROならではの設置方法です。
解決できたことと導入効果
ネットワークの延長に一般的な2.4GHzや5GHzのWi-FiではなくSiklu 60GHz帯のVバンド「MultiHaul」を用いたことで干渉の影響を受けることなくネットワークを無線延長できた。また、干渉などによる遅延も少なく足回りに構築したUniFiソリューションのWi-Fiネットワークも快適なスピードで接続できている。